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【感動ネタバレ】メビウスFF第6章あらすじ|ラストまでのストーリーを完全収録

メビウスFF、第一章からラストまでのあらすじをご紹介。
みなさんの評価や疑問は?徹底的に解説します!

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この記事はメビウスFF第六章の内容です。
登場人物紹介
序章 覚醒
第1章 空白の運命
第2章 預言と希望
第3章 戦場の王女
第4章・序 新たなる輝き
第4章 幻想と疑問
第5章 はじまりの戦士
第6章 追憶の魔女←今ココ
第7章 希望の光
最終章 終極のメビウス

第6章 追憶の魔女

魔女の決意

主人公「はじまりの戦士はカオスを倒して世界に希望をもたらした だがカオスは倒されるたびに蘇り 戦いは何度も繰り返されたという それならおれがカオスを討ってもいずれ復活するというのか この戦いに意味はあるのか ・・・わからないから戦うだけだ とにかく戦うことが世界の希望になるらしい じゃあおれはこんな世界で戦わされるいらだちをカオスに叩きつけるまでだ」

かつてカオスを討ち果たし、パラミティアに希望をもたらした、はじまりの戦士・シド。
老いさらばた昔日の英雄に乞い願われて主人公は決戦に向かう。
戦う意味に疑問はあったが戦う以外に希望はないーーそう思った。
だが碧の魔女メイアは知っている。

メイア「けれど私は忘れられない 今のあなたと同じようにカオスを倒そうとしたあの人を 世界を救う希望を求めて戦っていたあの人を…… なのにパラミティアという世界があの人を殺した そして私は光を奪われ異端の魔女になりはてた 希望をつくりだすために絶望をくりかえす世界 それがパラミティア・ルールならーー私たちっで終わりにしたい」

パラミティアとは、希望なき世界。
希望を求める者が絶望に堕ちる悲劇を彼女は身をもって体験していた。
悲劇をくりかえしいてはならないとメイアは闘争の行路へと踏み出す。
異端の魔女を葬らんとする召喚獣を倒して主人公に会わなければ……。

 

メイア「行かないとーー」

 

????「どうして主人公に会おうと?」

メイア「伝えたいことがあるから……」

????「おまえに会えるわけがない 彼はひねくれ者だから予言の道筋から逸っれたこともあったけれど結局は運命に導かれてカオスと戦おうとしている 予言どおりの正統な光の戦士になりつつあるのよ 異端の魔女が余計なことを吹き込もうとしたら――」

メイア「パラミティアという世界自体が私を消そうと動き出す」
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????「召喚獣がおまえを狙う 一度や二度は倒せても次から次へと現れる……ほら あんなふうに!おまえ それで戦えるのか?というか あいつらのところまで歩く力もなさそうだけど」

メイア「戦う前に行き倒れたら笑ってくれてかまわない」

????「笑えない そんなつまらない死にかた見てもなーんにも面白くないし かなえたい望みがあるというなら死にものぐるいであがけっつーの!」

妖精がメイアを回復させる――

メイア「あなた どうして……?!」

????「わかっちゃってるくせに!」

メイア「パラミティアの妖精が異端の私を助けるというの?」

 

エコー「そうする理由はちゃんとあるのよ さ~てあいつらをやっつけようか!」

異端と妖精

パラミティア・ルール――
世界の秩序に背く異端者を抹殺せよ。
ゆえに世界の意思を担う召喚獣はルールどおりにメイアの命を狙う。
しかし世界を見守るはずの妖精がルールに反してメイアを支えていた。
それは好意や同情での協力ではない。
メイアと主人公を会わせ、世界に変化をもたらすことを期待しているようだ。
異端の魔女と妖精は、利害で結ばれお互いを利用しあう関係といえた。
曖昧な情で結ばれるよりもむしろ強固な絆であったかもしれない。

 

エコー「あいつを倒さないと先に進めないよ それもまたパラミティア・ルールってわけ んじゃ がんばって!」

 

メイア「光の戦士をめざすブランクたちはこんなふうに妖精に導かれて試練に挑んでいるのね 魔女に立ちはだかる試練か……」

エコー「どうかな~?試練だったら上手にやれば合格をもらえるはずだけど こいつは単に問答無用で異端の魔女を消したいだけよ」

メイア「相も変わらず素敵な世界ね」

エコー「ほら はりきって戦っておまえが使えるところを見せてよ」

メイア「パラミティアは偽りに満ちているけれど妖精が人を不幸に導くという言い伝えは信じていい事実のようね」
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邂逅

メイアは異端の魔女であり異端に染まる者もまた異端とされる。
メイアと会った主人公がパラミティア・ルールに背を向ければ、その瞬間主人公は異端者とみなされる。
光の戦士たる資格を失うばかりか命すら狙われる身に堕ちる。
だが妖精はメイアを止めない。
もしも、主人公が魔女の言葉に惑うほどに弱いのなら見捨ててもかまわないという。
……妖精は信じているのだろうか。
主人公は決してもはや揺らぎはしないのだと。

エコー「はいはい かっこつけはここまで!それじゃあ一緒にふんばってこんにゃろをやっつけるよ!」

エコー「ここまでのようね……来たのよ もう私がいなくてもいい」

メイア「来たっていったいーー」

エコー「さよなら メイア」

 

メイア「光の戦士――?」

召喚獣たちを退けて、ようやく出会えた主人公の姿にメイアは、亡き人の面影を見た。
忘れられぬ人の思い出は、忘れたい悲劇であり、けれど忘れてはならない過去だった。
世界に希望をもたらす光の戦士として決戦に挑む主人公に伝えねばならない事実だった。

 

主人公「こんなところで会うとはな」

エコー「ちょっとあんた!?カオスとの決戦が近いってのにちょっかい出しにきたってわけ?こういう大事なときにーーこの子の気が散ったらどーしてくれんの!そもそもやる気ない子なんだから!」

主人公「おれのやる気をそいでいるのはおもにエコーだろうが」

エコー「人のせいにすなっ!」

メイア「……やっぱり仲がいいのね」

エコー「で 結局用事はなんなのよ?」

メイア「伝えたいことがあるの あの人のことを……光の戦士をめざしていたブランクの運命を――あなたと同じ名だったあの人はパラミティアという世界の意思に殺された そして私は混沌に溺れ呪われた魔女に成り果てた」

……そしてメイアは語り始める。
ひとりのブランクの死によって魔女が生まれた物語を。

世界に消された者

主人公を追いかけて現れた碧の魔女メイア。
光の戦士をめざすブランクと異端の魔女ー―
手を取り合ってはならないはずの二人が手を組んで同じ道を挑む。
そんな二人を試すかのように出現したのはメイアにとって忘れられない人物だった。

メイア「あなたは……!」
かつて志なかばで命を落とした一人のブランク。
パラミティアの意思が、彼を消したという。

主人公「しっかりしろ!」

エコー「いきなり守られてるし」

魔女は追憶する――
まだ魔女ではなかった頃の思い出を。

 

メイア「いけません あなたは光の戦士になるお方 あなたが愛すべき人は私などではないはずです」

剣士「”光の戦士はカオスを倒し 王女は彼の妻となる” たしかにそんな予言があったな」

カオスを倒して世界に希望をもたらすと人々に期待されていたブランクがいた。
今を生きる主人公と同じ特別な名前の持ち主だった。
光の戦士の予言によれば彼は王女と結ばれるはずだった。

メイア「みんなが信じています あなたは私たちの希望なんです カオスを倒して光の戦士となったあなたが王女と結ばれる……そんな予言が真実となる日を誰もが望んでいるんです!」

剣士「君も望んでいるのか?人は予言のために生きるのではない セーラ王女のお言葉だ 予言は人を生かすものだが 人は予言のために生きるわけではない 予言に従うのがすべてではなく 時にはあえて予言に背を向け新たな道をめざしてもいいー―そんな私の考えを王女は認めてくださった」
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メイア「ですが予言に従わなければカオスを倒せないのでは?」

剣士「いや 私には考えがある 予言にはない新しいやり方だ」

彼は王女ではなく恋人ーーメイアとの愛を望んだ。
彼は新たな道に可能性を見出そうとした。
人々が心をひとつに希望を求めれば光の戦士ひとりに頼らずともカオスを倒せるとーーそしてメイアは、彼を信じた。
しかしパラミティアという世界は予言に反する者を許しはしない。ーー昔も今も。
光の戦士になるはずだった男の幻想がゆがんだ世界の現実を突きつける。

 

メイア「……いつまであの人を装うの?あなたはあの人ではなくてただの幻でしかないのに」

剣士「君の希望をかなえたまでだ 会いたいと願う君の想いあこの姿を映し出した すべては君が望んだことっだ」

メイア「幻は私のせいだというの?」

主人公「聞くなよメイア 奴は心を揺さぶろうとしてる パラミティアらしい嫌がらせだ」

剣士「すべては光の戦士を生み出すため 希望は常に絶望から生まれる それがパラミティアという世界だ」

メイア「知っているわ あなたが守ろうとして壊そうとした世界だもの」

剣士「君はどうする このパラミティアを守るのか?壊すのか?ーー救うのか?」

メイア「私の答えは……私はただーー歪んだ世界に挑むだけ たとえ勝ち目がなくても!」

主人公「勝てるさ パラミティアは完璧じゃない つけいる隙はいくらでもある 素晴らしく雑な世界だからな」

異端者の命運

パラミティアの意思に葬られた男の歩みをたどる主人公とメイア。
光の戦士になるはずだった彼は、予言にない新たな方法で世界に希望をもたらそうとした。
だがパラミティアは予言に従わぬ者を拒む。
彼とその恋人のメイアは「異端者」とされ命を狙われる身となった。
二人は追われ、追いつめられる。

 

ブランク「パラミティア・ルール――異端者は殺す だがおめは優れた剣士だ カオスを倒せる可能性がある 殺すには惜しいと「声」が言っている」

剣士「声だけ野郎がなんだって?」

ブランク「魔女を斬れ とのことだ」

剣士「ここには魔女なんていないが」

ブランク「その女だ!その女は光の戦士たるべき者をたぶらかした!光の戦士と王女が結ばれるという予言をあやういものとした そやっつはパラミティア・ルールに逆らう魔女 ゆえに始末するのだーーおまえの剣でな」

剣士「なんだと!」

ブランク「こんな予言があるというーー”光の戦士は悪しき魔女を討ち正しき道へ戻る” その魔女を斬ればおまえは異端ではなくなる 予言通りにカオスを倒し光の戦士となれ」

剣士「断る! なッー―」

ブランク「おまえが斬れぬというから代わってやったのだ ”魔女を討つ”との予言通りにはならなかったな……やはりおまえは光の戦士ではない 死すべき異端者だ!」

パラミティアを救おうとしていたブランクはパラミティア・ルールによって殺された。

メイア「私たちは暗い流れに呑まれ 闇の底へと沈んでいった 苦しくないと言えば嘘 けれど心の片隅に哀しい静けさがあった このパラミティアという世界でおもに生きていけないならーーふたり一緒に眠ればいい 暗闇に抱かれて……永遠に 死者には希望はないけれど絶望もない 光なき淀みの底で息もできず長い長い時が過ぎて そしてーーふたたび目を覚ました時 私は私ではなくなっていた 碧の魔女メイアーーそれが新しい私 そして……彼だけが失われた」

 

襲われて傷ついたメイアは、生死の境をさまよい再び目が覚めた時にはーー生まれ変わっていた。
愛する者を奪った世界への復讐を願う「碧の魔女」の誕生である。

かつてパラミティアを救おうとしてパラミティアに殺された男がいた。
彼の運命を伝えるために、メイアは主人公を追ってきたのだった。
世界の残酷さを思い知る主人公。
そしてメイアの想いも揺れる。
この世界は間違いなく歪んでいるが彼女の恋人が守りたいと願った世界でもある。
最後に幻視した情景が、メイアの胸を突く。
それは彼女と恋人の幸せな日々。
もう決して手の届かない幻をあえてメイアに見せつけたのはパラミティアという世界の悪意か。
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過去から未来へ

メイア「会いたいと願う私の想いがあの人の姿を幻に映してしまう……くっ……断ち切るにはどうすれば」

死者への想いを断ち切らねばならないと頭では、わかっていた。
けれど断ち切ろうと思いつめるほど会いたいと願う、かなわない想いがつのる。
死者の幻にとらわれかけたメイアへ主人公は告げる。

主人公「いいんじゃないか断ち切らなくても 幻がどんな姿だろうが向かってくるなら倒すだけだし おとなしいならそれでいい 無理して忘れるなんて無駄だ 大事な思い出なんだろ?」

メイア「……ありがとう」

 

主人公「あんたの思い出が道を開いてくれた この先にはカオスが……戦いの終わりが待つっらしい」
メイアは過去の幻影を乗り越え主人公を導く輝きが現れる。
ルーンクリスタルの行き先はカオスとの決戦の地ーー希望の門。
このまま予言に従ってカオスと戦うことは歪んだパラミティア・ルールの言いなりも同然。
だが予言に背けば異端者として断罪される。

メイア「あなたが予言どおりカオスを倒せばヴォイスの思惑通りね」

主人公「気に食わないが予言に逆らえば異端者か」

メイア「大丈夫 たとえ予言にそむいても心に本物の光があればーー誰もが光の戦士になれる 異端の私でさえ きっと それはあの人が遺してくれた希望」

主人公「あんたならなれるかもな」

メイアの胸には、光があった。
それは恋人が遺してくれた希望だった。
主人公の未来に、光はあるか。

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