ファイナルファンタジー(FF)10-2とメビウスファイナルファンタジーのコラボ企画、「DREAM WITHIN A DREAM」のストーリーです。
メビウスffとはiPhone、Andoroidでプレイをすることができる、基本料無料のスマホゲーム。永遠の夢【ff10とff10-2の空白を埋める物語】のストーリーをかなりネタバレでご紹介しています。
ストーリー
いつかまたキミにめぐりあって一緒に笑いたいから
「おかえり」って キミに嘘をついた幻ーー
君を助けようとして、迷わせて追い詰めた まがいもの
ティーダ「ユウナ!」
エコー「でっ?これからどうするの?」
主人公「ティーダの希望次第だな」
ティーダ「希望たってさ…」
エコー「ユウナをスピらに帰すってのに、そのユウナが偽物で消えちゃったんだよ…ティーダが頑張る意味なくない?」
ティーダ「それでも、あいつが「やめる」と言うまで俺は付き合う。クリスタルに光を集めるんだ」
エコー「ティーダを騙していたから反省?」
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エコー「でもさ、ティーダに希望がないとダメっぽいとも言ってたよ」
主人公「やはりあいつの希望次第か…」
ティーダ「…教えてくれヨウジンボウ。あんたは最初からユウナを狙っていた。本物じゃないからか?違うよな ユウナとあんたは通じ合っていた。ユウナはいなくなったのにどうして俺に構うんだ?俺に何をさせたいんだ 答えてくれる相手じゃないか…」
主人公「俺に案がある--力づくできけばいい」
ティーダ「強引すね…」
主人公「奴も応えてくれそうだ」
ティーダ「俺 助けられてばっかだな…」
主人公「あんたが人間じゃないとしたら、助ける必要ないかもな」
ティーダ「厳しいっすね」
主人公「まあ気にするな好きでやってる。あんたが目の前で消えたら 後味が悪いってだけの話だ」
ティーダ「目の前で消えたら?俺が消えたときユウナは…ユウナを必ずスピラに帰す。それが俺に希望だった。だけどユウナはユウナじゃなくて…俺の目の前で消えた。消えたユウナが偽物でも感じた痛みは本物だった。大事な人が目の前でいなくなる。俺の物語だからってひとりで勝手に覚悟を決めてユウナにそんな思いをさせた。ユウナ……」
ユウナを思い出すティーダ。
ユウナ『もしだめそうなときは指笛ふいて そしたら私飛んでいく』
ティーダ「違う!」
主人公「何が違うんだ?」
ティーダ「決めたんだ!」
主人公「覚悟をか」
ティーダ「シンを倒せばおれは消える。それが俺の物語だから。覚悟を決めて受け入れた。受け入れた俺はいなくなってユウナに悲しい思いをさせた。」
主人公「そうするしかなかったんだろ」
ティーダ「でも、どうにかできたかもしれない。信じようとしなかったんだ。可能性は無限だったのに」
主人公「無限の可能性かよ。あんたらしい青さだ」
ティーダ「青くてもいい。大人ぶってかっこつけてさ言いたいことも言えないなんて絶対いやだ。そんなんじゃ何にも変えられない。おれこの青さはなくさない。自分で言ってなくしてた」
主人公「なくしたものは取り戻せばいい。なんならパラミティア中を探すか?」
ティーダ「スピラでなくしたものはスピラで取り返す。おれはスピラに帰る」
エコー「帰っててどうするの?ティーダは人間じゃないでしょ。召喚された夢のような生きてなかった存在よ」
ティーダ「悲しくても生きる。生きて戦っていつか今は変えられない運命でもいつか必ず変える。ユウナが教えてくれた運命なんか変えていく。おれの新しい物語だ」
クリスタルが輝きだす--
エコー「それがティーダの希望の輝きよ」
ティーダ「なんかこの光…やけに青いっすね」
主人公「あんたらしいってことだ」
ティーダ「待っててくれ…ユウナ。あんたたちに迷惑かけっぱなしだな。俺が最初から素直に「スピラに帰りたい」って願ってれば回り道しなくて済んだわけだし」
主人公「それはどうかな。あんたは覚悟のうえでスピラを後にしたんだろ。そのときのあんたが真剣に考えて決めたはずだ。自分が消えるほどの覚悟を…半端な気持ちで取り消して帰りたいなんてそんな願いが通じるほどパラミティアは甘くない。あの時の覚悟と今の願いに向き合わなければ迷いが残る。そして迷いが残っていると希望は色あせてしまう」
ティーダ「「真面目に自分をみつめなおしてケリをつける…そんな感じっすか」
エコー「悪い見本がいるのよね…素直に自分を見つめるどころか無駄にひねくれてるせいで希望に円がない人 だ~れだ?」
主人公「全然わからないな。おれには分からないがあんたが迷ったとしても、あんたにとって必要なことだった。そういうことだろ」
ティーダ「ありがとな」
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ティーダ「うんなんとなくだけどな。きっとユウナの召喚獣だ」
主人公「スピラの召喚獣は器用だな。あんたに見抜けないほど上手にユウナを演じてみせた」
エコー「ユウナだけでなくティーダの気持ちも理解していないとできないことよね」
ティーダ「ずっと見守ってくれたんだ。俺とユウナが出会った時から別れる時まで一緒に戦った仲間だ」
主人公「たしかに…あの「ユウナ」はあんたの覚悟を理解していたと思う」
エコー「スピラに帰るのをためらうティーダの気持ちを汲み取ってパラミティアで一緒に暮らそうとしていたね」
ティーダ「俺がダメそうだったから飛んできてくれたんだな」
指笛の音がどこからともなく聞こえる--
ティーダ「今度はおれが飛んでいく。ヨウジンボウ…あたが来た訳が分かったんだ。俺が情けないからだ。スピラに帰りたいのか帰りたくないのかはっきりしないまま俺が幻のユウナに頼ろうとしていたから。あんたが気合いを入れに来た ほかの誰でもなく俺の力で
希望をつかめってな」
エコー「クリスタルはティーダの希望。ティーダをスピラに導くはずだけどどうやって使うんだろう?」
ティーダ「それはわからないけどこの光が強くなる方法は分かった」
エコー「ほんと?どうやって?」
ティーダ「それは…強いやつに勝つこと。」
主人公「勝てば勝つほど希望は輝く…あんたらしくて分かりやすい」
ティーダ「あんたには世話になった。本当に感謝している。守っててもらって面倒かけっぱなしのままスピラに帰りたくないんだ。あんたに勝って乗り越えたいんだ」
主人公「なんだそれ?要するに俺をぶん殴ってスッキリしたいってだけだろ?さんざん付き合ってやったのに恩を仇で返す気か。勝って希望をつかめばいいが、負けて希望が消えたらどうする」
ティーダ「勝つまでやるから大丈夫っす!」
主人公「上等だ遠慮はしない覚悟しろ!」
ティーダ「おれは覚悟を越えていく!」
2人は戦い、ティーダは敗北する--
しかし、クリスタルは輝いた--
ティーダ「クリスタルだ!」
主人公「負けても輝くなんて反則だろ!勝つまでやるって言ったろ!ったくどこまで勝手な奴だ」
ティーダ「勝手で悪いけどさ これが俺の物語だ!」
ティーダと主人公は決闘を続ける--
ティーダ「引き分けか・・・勝てると思ったんだけどな」
主人公「続けるか?」
ティーダ「いいっすね!」
エコー「まだ勝負はついてないのに…希望を生むのは結果じゃない。あなたの意志が育むものよ」
ティーダ「意志?」
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ティーダ「それが俺の希望…」
主人公「だったらあんたが立ち上がれるように何度でも叩きのめさないとな」
ティーダ「冗談にしてもきついっすね」
主人公「そりゃどうも。気に食わなくて残念だ」
ティーダ「へっ…あんたのそういうところがさ…だいっきらいだ!」
ユウナが現れる--
口笛が聞こえる--
ティーダ「聞こえる…」
ティーダが手に取ったクリスタルが光りだす--
ティーダ「聞こえるんだユウナ。行こう」
ユウナは微笑む--
ティーダ「帰るよ。あんたたちのこと忘れない。」
主人公「まだ帰れると決まったわけじゃない。すぐまた戻ってくるかもな」
ティーダ「夢も希望もないっすね!」
主人公「ここはパラミティアだからな。もし帰れなくても泣くなよ」
ティーダ「泣かないての!」
主人公「おれもあんたの涙なんて見たくない。さよならだ」
ティーダ「ありがとう…あんたはひねくれ野郎だけどそういうところ嫌いじゃないっす
じゃあな!」
ティーダ「忘れられないどこかへ行って、忘れたくない誰かに会った。覚えているのはそれだけでさ…シンを倒して消えたあとのおれがどこで誰に会ったのか何も思い出せないんだ。シンの毒気で頭やられたのかな。でも記憶が頭から離れても、希望は俺の胸にある。希望を胸に俺は夢見る。夢は夢でも終わらない夢。無限の可能性を信じて生きる。…いつまでもふたり一緒にさ。それが俺の…俺たちの物語だ!」
エンディング
ファイナルファンタジー10-2と同じエンディングが流れる--
ユウナが飛行船から飛び降りてティーダに抱き着く
ユウナ「本物?」
ティーダ「…たぶん。どうすか?」
ユウナ「うん おかえり!」
ティーダ「ただいま!…ただいま!」
更に強く抱き合う二人--
ユウナ「おかえりなさい」
リュックとルールーも2人の姿をみて微笑む――
ワッカ「こら!どっか他でやれ!」
ティーダ「邪魔するなっつーの!」
島にいるみんなが歓迎する--
2人は走ってワッカの元へ
ティーダ「っつかさ、変わったよな?!」
ユウナ「そりゃいろいろありましたから!」
ティーダ「聞きたい!」
ユウナ「うん!」
ユウナ『キッカケは、君がうつったスフィア…』
END
感想
いかがでしたか?メビウスFFとFF10-2のコラボストーリー完結編でした。FF10-2エンディングまでの空白の時間をメビウスFFで埋めてくれました。
いやぁ……よかった!!!私はファイナルファンタジーシリーズの大ファンでですね…その中でもFFX、FFXIIのストーリーが大好きで。あぁもうストーリーと言ってもティーダが好きで。彼の純粋な真っ直ぐさとか負けん気がいつも私の心を動かします。
今回のメビウスFFでコラボをしてくれたこと、心の底から嬉しかったです。FF10、FF10-2を思い出して、久し振りに本家をプレイしたくなりました。(笑)
伏線もそこまで複雑ではなく、誰でも気軽に感情移入できる内容だったな。良く言えば万人ウケ、悪く言えば単純。でもそれで私はいいと思うのです。私は単純な分かりやすいストーリーが好きだから!!(…製作者様単純なんて言ってゴメンナサイ)
取り敢えず、私はこのストーリーで大満足でした。執念とプライドで無課金でクリアしてやりましたし。(どや)感動をありがとうファイナルファンタジー!ありがとうスクエニ様!大満足の作品に出合えたことに感謝です。ようし、明日からも頑張るぞー!
他にもメビウスFFストーリーの記事を公開しておりますのでよろしければ読んでみてください!(^^)!
・登場人物紹介
・序章 覚醒
・第1章 空白の運命
・第2章 預言と希望
・第3章 戦場の王女
・第4章・序 新たなる輝き
・第4章 幻想と疑問
・第5章 はじまりの戦士
・第6章 追憶の魔女
・第7章 希望の光
・最終章 終極のメビウス
▼それでも解決しない場合は…