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この記事はメビウスFF第二章の内容です。
・登場人物紹介
・序章 覚醒
・第1章 空白の運命
・第2章 預言と希望←今ココ
・第3章 戦場の王女
・第4章・序 新たなる輝き
・第4章 幻想と疑問
・第5章 はじまりの戦士
・第6章 追憶の魔女
・第7章 希望の光
・最終章 終極のメビウス
第2章 予言と希望
炎天の砂漠
コーネリア城のテレポストーンでたどり着いた地は、灼熱の太陽が輝くイシュタル砂漠だった。
この地に眠るルーンの手がかりを求め主人公とモグたちは果てしない砂漠に乗り出す。
モグ「昔からの言い伝えクポ セーラ様のご先祖様がお城を追われてこの砂漠に逃げ込んで
何度も死にかけたけど再起を誓って頑張ってとっても強くなったクポ 恩人さんも力をつけるために砂漠をさまようクポ!」
主人公「……さまようのはどうだろう どうした?」
モグ「実はここは初めてクポ でも心配ないよ ルーン神殿を探して ルーン・クリスタルを見つけてルーンの力をもらう それが光の戦士の予言だから間違いないクポ!」
主人公「ああ 覚えておこう」
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鍵を求めて
砂漠に散在する女神の神殿を巡り3つの鍵を手に入れた。
ルーン神殿ン位入るためには4つの鍵がいるようだが最後のひとつが見つからない。
主人公らは砂漠を越え先へ進むことにした。
闘技議大会の結末
誰が「真の主人公」かを決めるため、ブランクたちが闘技大会を開いていた。
優勝賞品がルーン神殿の鍵と知り主人公も参戦。
審判「遅いぞ!」
主人公「なんだと?」
別の主人公の名前「待ちくたびれたぜ!うっ……やっぱりダメだ……待っている間に傷が開いた……」
主人公「おれのせいかよ」
審判「なんと!?これはまさに予言通り!よし!君 不戦勝だ!諸君!ついに予言通りの勇者が現れたぞ!不戦勝で優勝した彼こそが――まことの英雄 光の戦士だ!」
主人公「は!?!?!?」
予選を勝ち抜き、決勝に挑むとなんと不戦勝で優勝してしまった。
実は「戦わず優勝した者が光の戦士」という予言があるという。
審判「光の戦士の予言にはこうある――”その者は競い合う同志を誰も傷つけず勝者となった”一度たりとも対戦相手を傷つけることなく不戦勝で優勝した君こそが――まさに予言通りの光の戦士だ!」
主人公「なんだこれは……」
モグ「神殿の鍵クポ!?」
主人公「予言が現実になった……のか?」
主人公自身は釈然としなかったが、参加者たちは主人公を祝福してくれた。
予言の悲劇
闘技大会で優勝し、すべての鍵を手に入れて、主人公とモグはルーン神殿に踏み込んだ。
予言通りの道を、順調に進む主人公を見て満足げなモグだったが、その態度にはどこか陰があった。
主人公は神殿の奥でカオスのしもべ、リッチに挑む。
モグ「あっ!おいらが倒さないと予言が!」
主人公「とどめは まかせる」
モグ「クポっ!?」
激しい戦いの末に勝利したがその時、悲劇が起こった。
敗れたリッチの最後の反撃がモグを吹き飛ばしたのだ。
主人公「詰めが甘いな ほら 起きろ……どうした?」
モグ「えへへ……」
主人公「これは……冗談なのか?だとしたらたちが悪い」
モグ「……予言クポ 友は犠牲をいとわず勇敢に戦う 友の命が消える時 扉の鍵が現れる 戦士は友を失うが託された希望を忘れない」
主人公「鍵なんかないぞ ここじゃ誰も死なない」
鍵が天から現れる――
モグ「よかった……友はおいらじゃないかもってドキドキしたけどこれで安心クポ」
主人公「まだだ安心するな ずっとドキドキしてろ」
モグ「もう胸いっぱいクポ たくさんのドキドキは……全部おいらの希望……だってすごいことクポ おいらの活躍でモーグリ族は光の戦士の友だちになった……もしかしたらって思ったときのおいらの希望ったら……」
主人公「モグ……」
モグ「今パラミティア中のモーグリがこの希望を感じているんだ」
主人公「ああそうだったな でも分け合うなよ……独り占めにしろよ」
モグ「だって……これもパラミティア・ルールだからね あ ひとつだけお願いクポ
ぎゅっと抱きしめてほしいクポ」
主人公はクポを優しく抱きしめる――
モグ「へへへ……この苦しさだけは おいらが独り占めクポ……みんな……うらやましいだろ……」
傷ついたモグは、運命を受け入れ主人公の腕の中で息を引き取る。
それは予言されていた出来事だった。
「――光の戦士は、友を失う」
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新たなる地へ
モグの死を整理しきれないまま主人公はクリスタルを通じ王女セーラにあいまみえた。
セーラ「もう少しでしうね わたしは王家の砦にいますから もうすぐ会えると思ったのです」
主人公「モグが死んだんだ」
セーラ「ええ……あなたがお友だちをなくすことは予言されています そしてあなたはなくしたお友だちのためにも 光の戦士になる思いを強くした」
モグを亡くしたことを告げてもセーラは悲しみの色を見せない。
主人公「そうだけど……それだけか?モグはずいぶんあんたを慕っていた」
セーラ「あなたと過ごした最後の瞬間 彼は希望に満たされていました モーグリ族は思いを共有します 彼の希望はすべてのモーグリに伝わりました」
主人公「あいつは満足して死んだからみんなは……あんたも納得か」
セーラ「悲しむことで彼が蘇るなら わたしはどれほどでも嘆きます」
主人公「なんだこの女」
冷ややかな態度に反感を覚えた主人公だったがセーラが流した一粒の涙を見て怒りを収める。
主人公「なあ……あの………お姫様」
セーラ「セーラとお呼びください」
主人公「予言をもっと教えてくれ またあんなふうに誰かと別れるのか」
セーラ「別れもあれば出会いもあります あなたはここで……私と会って……」
主人公「あんたと会ってそれから?」
セーラはクリスタルから姿を消した――
ガーランド「見ていられねえな さっそく行くか?」
主人公「あんたの役割はなんだ?あんたも予言に登場するんだろ?」
ガーランド「幸か不幸か――しかない だから異端と呼ばれるのだろうよ さてお姫様が待っている ここから先は俺が案内しよう 心配するな 俺はおまえのために死んだりしない おまえがくたばったら見捨てて次を探すだけだ」
予言のままに進む運命に疑いを抱きつつも、主人公はセーラが待つ地へと旅立つ。
主人公「おれは予言のレールを進む それしか道がないからだ でもどこかおかしい モグはいいやつだったけどはたして友だちだったろうか セーラもそうだ 印象は悪くない……けど……」
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