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【感動ネタバレ】メビウスFF第5章あらすじ|ラストまでのストーリーを完全収録!

メビウスFF、第一章からラストまでのあらすじをご紹介。
みなさんの評価や疑問は?徹底的に解説します!

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この記事はメビウスFF第五章の内容です。
登場人物紹介
序章 覚醒
第1章 空白の運命
第2章 預言と希望
第3章 戦場の王女
第4章・序 新たなる輝き
第4章 幻想と疑問
第5章 はじまりの戦士←今ココ
第6章 追憶の魔女
第7章 希望の光
最終章 終極のメビウス

第5章 はじまりの戦士

追憶の庭にて

このパラミティアで出会う人も、起こる出来事も結局すべてが自分を戦わせようとするだけ――
そんな世界で戦うことに、嫌気が差しつつあった主人公の前に年老いたモーグリが現れた。
老モーグリの主人である「かつての光の戦士」が主人公を招くという。

主人公「パラミティアでめざめた時ヴォイスは言った この世界はまだ光の戦士を知らない
だからおれたちブランクが予言に従い光の戦士をめざすのだと パラミティアにはまだ光の戦士は存在しない そのはずだった だがこれから連れて行かれる先には「老いたる戦士」がいるという」

老モーグリ「あちらです」

世界に希望をもたらす英雄、光の戦士――
そんな予言の原型となった物語をめぐって追憶の探求が始まる。
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老いたる光の戦士

 

老モーグリの求めに応じ、次々と試練を乗り越えた主人公は、この地の主人と対面する。
その老人は、シドと名乗った。だが、それは生まれながらの名前ではない。

シドの本来の名は「●●(主人公の名)」。
この老人もまた、光の戦士として予言された特別な名前の持ち主ー―
「光の戦士」という希望をもたらす予言の原型。

シド「ようこそ 少々付き合ってもらおう どうした?」

主人公「あんたは何を要求するのか と思ってな」

シド「ずいぶん こじらせているようだな さあ見てのとおりの年寄りだ もう先は長くない」

主人公「それは……脅迫のつもりか?」

シド「贈り物を進呈するから一緒に来てくれ 歩きながら話そう」

 

はじまりの物語

 

世界中の人々が希望を託す英雄ー―光の戦士。
時を超えて語り継がれる伝承の「原型」がこの地のルーンに宿るという。
だがシドに導かれて眺めた情景は壮大な英雄伝説どころか片田舎のもめごとにしか見えなかった。
それは、今はシドと名乗る老人がまだ冒険を知らない若者だった事の事件。
パラミティアという名の田舎町を舞台におぼえのある名や声が現れる。
平凡な街娘・セーラ――
横暴な領主・カオスー―
口先巧みな道化・ヴォックス――
王女でも、破壊者でも、導きの声でもなく彼らは地に足のついた人間だった。
そんな人々の、ありふれた思惑が交錯して運命は転がり始める。
光の戦士という幻想の原型となった最初の物語――小さな町パラミティアでの闘技大会が始まる。

主人公「何が始まるんだ?」

シド「始まりの物語だルーンが示す記憶の道を辿るが良い それが私からの君への贈り物だ」
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追憶の意味

 

パラミティアで戦う意味を、見失いかけていた主人公は、奇妙な空間に招かれる。
主人公を迎えた老人ー―シドはかつて世界に希望をもたらした英雄だという。
パラミティアに伝わる「光の戦士」の予言はシドの人生を原型として造られたらしい。

主人公「シドがなぜおれを招いたのか 見当はついていた おれが しらけていたからだ
この世界の奴はみんなおれを戦わせたがる 他人の思惑に乗せられて光の戦士をめざすのがばからしくなって…… 戦いをやめようかと考えたらシドに呼びつけられた パラミティア・ルール 戦わない者の名は誰も覚えない それがパラミティアという世界 そんなゆがんだ世界の本質がシドの物語からわかるという シドの記憶をたどっていけばーー おれが光の戦士をめざして戦う意味も見えるだろうか」

ならば若き日のシドの生き様を追えばーー彼の戦いの原点「はじまりの物語」を知れば世界の本質を知り、そして主人公が再び光の戦士をめざす意義が見えるだろうか?
この世界で戦いつづける運命に、疑いを抱く主人公を、光は導くのだろうか。

闘技大会の詐謀

 

老いた英雄シドが、まだ主人公の名前を名乗る若者だった時代の「はじまりの物語」。
片田舎のささいな揉め事と思われた事件が唐突に悲劇に変わる。
シドの弟ミドが殺されたのだ。

ヴォックス「残念だよ……ミドの冥福を祈らせてくれ」

シド「なぜだ……なぜミドが死ななくてはならないのだ」

領主カオスが催した、闘技大会――
婚約者セーラや観衆に、己の強さを見せつけたいカオスは、決勝戦でシドを打ち負かそうと八百長を仕組んでいた。
そんな裏事情を知ってしまったせいでミドは口を封じられたのだった。

ヴォックス「ミドのよく利く鼻が不幸の種 あんたの弟は真相に近づきすぎたのさ」

シド「言え!」

ヴォックス「わたしまで殺されてしまうよ」

主人公「言わなくても同じだ!」

領主カオスの小細工を隠し、世間体を守るーーそれだけの理由で、シドの弟ミドは殺された。
怒りに震えるシドに、カオスの手先が闇討ちを仕掛ける。

チンピラ「よし これくらいでいいだろう――退け!」

シド「くっ……カオスの手下どもだな……」

襲いかかる敵をどうにか撃退しシドは傷ついた体っで決勝の舞台に立つ。
審判「もうすぐ決勝だ 準備を――…おい!?酷いケガじゃないか!」

シド「出るぞ……俺は……試合に出るぞ」

しかし、カオスは姿を現さなかった。
セーラの懇願、そして傷ついたシドに勝っても自慢にならないという理由での棄権だった。

ヴォックス「カオス様は準決勝で負った傷が思いのほか深く決勝戦は棄権されるそうだ よってあんたの優勝だ……」

 

 

審判「……優勝だ!」

不戦勝を告げられて、シドは言葉を失う。

シド「あいつは怪我なんかしていないはずだ 逃がさないと伝えろ!」

ヴォックス「いいのかなあ……伝えてもいいのかなぁ」

ミドの仇を討つ機会は奪われてしまった。
残されたのはただ、やり場のない怒りと悲しみだけだった。
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希望の光

己の強さを見せつけるために、闘技大会で策を弄したカオスは、皮肉な報いを受けていた。
卑怯な領主をあざける噂が街に広がり面目をつぶされたカオスは、人々を逆恨みして領地の水門を閉ざしてしまう。
水の供給を断たれ、人々は乾きに苦しんだ。

 

 

村人「セーラ バカなことはやめるんだ!」

村人「そうだよ あんたは何も悪くない」

セーラ「こうするしかないの……ああっ!?あなたは――駄目です 来ないで!私は……もうこうするしかないのです」

セーラが説得しても、カオスは耳を貸さず田畑が干上がるに任せた。誰もがカオスへの怒りをつのらせ、板挟みに苦悩したセーラは命を断とうとするがー―

 

 

ヴォックス「なあ セーラ あんたの覚悟はよくわかる だからこそ身を投じる前にここまで追い詰められた事情を話してみないか?わたしは少々察するものがあるがこの若者はそういうことには疎いからね 良ければわたしから話すが?」

セーラ「………」

道化ヴォックスが、弁舌たくみに語りかける。

ヴォックス「あんたはカオス様に結婚の誓いを立てた 言葉を尽くして真摯に語りかけた
だがカオス様はあんたの心も欲しがっている 悲しいかな 想いは言葉では伝わらないよ」

セーラ「心の内は言葉でしか伝えることができないのです でもカオス様は信じてくださいません」

ヴォックス「信じてもらないのは当然だ あんたがカオスを愛すると誓ってもカオスには人の想いを受け入れる器はない」

セーラ「わたしはどうしたらいいのですか! もう消えてしまうよりないではありませんか」

ヴォックス「ひとつ大胆な……でも冴えたやり方があるけどね この物語の中に悪役がいるとしたらそれは誰だろう? 倒してしまえばいいじゃないか」

「悪役がいるとしいたら、倒してしまえばいい」それで万事が解決する。

村人「あんたならできる!」

村人「水がなければ死んじまう!」

村人「もう カオスには従えない!」

村人「あんたが頼りだ!」

村人「おまえが立ち上がるというのなら我々は全員で応援するぞ」

ヴォックス「カオスは村から水を奪った セーラは結婚を受け入れたのに死を選ぶしかないほど追いつめられている もう絶望しか見当たらない そんな中ひとりだけ輝きを放つ者がいる その者の名は――」

セーラ「そのかたは……」

ヴォックス「希望は――君に託された」

悪しき者を討ち果たせるのは他の誰でもない、シドだという。
ヴォックスの言葉が引き金となって人々の胸に輝きが灯った。
それは目に見える光となってシドの眼に焼きついた。
人々の希望を一身に背負ってシドはカオスとの決勝に挑む。
悪しき者を討ち果たせるのは他の誰でもない、シドだという。
ヴォックスの言葉が引き金となって人々の胸に輝きが灯った。
それは目に見える光となってシドの眼に焼きついた。
人々の希望を一身に背負ってシドはカオスとの決戦に挑む。

 

 

セーラ「どうかご無事で」

 

 

若き日のシドが体験した物語がついに決着の時を迎えた。
人々の希望を背負って戦うシドは襲い掛かる敵をことごとく倒して暴挙なる領主カオスを討ち果たす。
水門は開かれ、人々の乾いた心に希望という名の潤いが戻った。
誰の顔も歓喜に輝いていた。
希望の光に満ちていた。
これが「はじまりの物語」。のちに光の戦士となった男の、原点である。
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繰り返される物語

悪逆なる領主カオスが倒されてもカオスの脅威は終わらなかった。
死んだカオスの恨みか祟りか平和を乱す魔の存在が、次々と出現する。
やがて人々は、世界を脅かす敵を皆「カオス」と呼ぶようになった。
そしてシドは「はじまりの物語」の後も次々と襲来するカオスたちと戦い続けた。
シドが新たなカオスを討つたびに世界に希望が訪れた。
繰り返されえる戦いの物語が、いつしか光をもたらす英雄の伝説となった……。
この世界が求めている、希望――
シドは「光の戦士」を継ぐ使命を主人公に託そうとしている。

シド「回りくどい物語のことは忘れてくれていい ただこの老いた男の願いを聞き入れて戦ってくれ……それではダメだろうか」

主人公「あんたの願いとは?」

シド「世界を希望で満たしてほしい」

主人公「やりたくないとは言えないな」

シド「やっとその気になってくれたか」

主人公「やらないとおれは解放されないんだろ」

かつて、主人公と同じ名だった老人シドの物語――
ありふれた若者が、人々の希望を背負ってカオスと戦いつづけ、世界に光をもたらす英雄となった、終わらない戦いの物語。

主人公「ただの若者だったシドは冒険を繰り返し始まりの光の戦士になった カオスと何度も戦って世界に希望をもたらした……らしい そして今度はおれの番か 老いたシドのあとを継ぎ新たな光の戦士となってカオスと戦えばいいのか だがシドが倒したはずのカオスは今も存在する 倒しても倒しても復活する……おれが戦うことに意味はあるのか? カオスを倒して世界に希望が訪れたらそれでいいのか? カオスはやがてよみがえるのに希望になんの意味がある?」

 

主人公は思う。
自分もシドのように戦うべきか……?
だが、カオスは討たれても何度でも復活する。
甦ったカオスを倒せば、また新たな希望が生まれるというが……。
同じことを繰り返して生まれる希望にはたして意味があるのだろうか?
シドの記憶をたどった主人公だが進む道は、いまだ見出せずにいた。

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