基本から応用までエクセル関数の使い方を徹底解説。
エラー時の手順や、豆知識・小技も紹介します。
目次
Excel関数ROUNDDOWNとは
Excel関数で切下げをすることができます。
※四捨五入はROUND関数を使います。
詳細 | 指定した桁数で切捨て・切下げをすることができる。 |
読み | ラウンドダウン |
対応 | Excel 2016,Excel 2013, Excel 2010, Excel 2007, Excel 2016 for Mac, Excel for Mac 2011, Excel Online, Excel Starter 2010 |
入力例 | =ROUNDDOWN(A1,0) |
解説 | A1の値を切り捨てて最も近い整数にする。 |
備考 | ・「数値」「桁数」はどちらも入力必須 ・桁数 に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切下げます。 ・ROUNDDOWN 関数の機能は、常に数値が切り捨てられる点がROUND関数と異なります。 |
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式の挿入方法
(1)「Fx」マークを左クリック。
→「関数の挿入」画面が起動。
(2)「関数の検索」にて、「ROUNDDOWN」と入力。
(3)「検索開始」ボタンを押す。
(4)「関数名」の中の「ROUNDDOWN」を左クリック。
(5)「OK」ボタンを押す。
(6)切下げをしたい数値を選択。(左クリック)
→「数値」に、選択したセルの場所が自動で入力されます。
(7)「桁数」に0を入力。
桁数は、 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切下げされます。
桁数についての詳細は後述します。
(8)「OK」ボタンを押す。
切下げされた数値が表示されました!
小数点の桁数を増やしたい場合は、画面上部のこのボタンを左クリックでOK。
ROUNDDOWN関数を使って、切り下げ処理をすることができました。
「桁数」を攻略しよう!
桁数0・・・切下げて整数にする
桁数1・・・小数点第一位で切捨て
桁数2・・・少数点第二位で切捨て
桁数3以降も、小数点三位、四位と移動していきます。
以下、MicrosoftOfficeサポートより抜粋
・桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り捨てられます。
・桁数に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が切り捨てられます。
参考:MicrosoftOfficeサポート(外部サイト)
豆知識:式をつくる途中でも平均が分かる
実は、式を作っている途中で、数式の結果が出ています。
数式の結果が、エラーでなければ大丈夫です。
エラーであれば、選択している範囲などが間違えていますので、もう一度見直してみましょう。
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エラー:#NAME?の原因と対処法
原因 | 式の名前、間違えていませんか? |
対処法 | 正しい式の名前に戻しましょう。 |
「#NAME?」は、「その名前の関数はありません」という意味のエラーです。
この場合であれば、「ROUNDDOWN」が正しいのですが、「ROUNDDOWNN」になっています。
エラー:#DIV/0!の原因と対処法
原因 | 指定した範囲の中にエラーがあるため |
対処法 | 元となるデータのエラーを消す・直しましょう |
エラー:#REF!の原因と対処法
原因 | 指定さていた範囲がなくなったため |
対処法 | 範囲を指定し直しましょう |
指定していた範囲の中のデータを削除していませんか?
見に行く場所(参照するセル)がないため出てくるエラーです。
エラー:######の原因と対処法
原因 | 列幅が狭いため表示できません |
対処法 | 列幅を広げましょう |
その他:小数点第●位も表示させたい場合
小数点第●位まで表示させたい場所を選択します。画面上部にある
ボタンを押す事で、小数点の表示が変わります。
1回、2回と押してみましょう。
▼それでも解決しない場合は…