【ROUNDUP関数】切上げ処理をする方法

基本から応用までエクセル関数の使い方を徹底解説。

エラー時の手順や、豆知識・小技も紹介します。

Excel関数ROUNDUPとは

Excel関数で小数点などの切上げをすることができます。
※四捨五入の処理はROUND関数を使います。

スポンサーリンク

式の挿入方法

(1)「Fx」マークを左クリック。
→「関数の挿入」画面が起動。

(2)「関数の検索」にて、「ROUNDUP」と入力。

(3)「検索開始」ボタンを押す。

(4)「関数名」の中の「ROUNDUP」を左クリック。

(5)「OK」ボタンを押す。

(6)切上げをしたい数値を選択。（左クリック）

→「数値」に、選択したセルの場所が自動で入力されます。

(7)「桁数」に0を入力。
桁数は、 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切上げされます。
桁数についての詳細は後述します。

(8)「OK」ボタンを押す。

切上げされた数値が表示されました！

小数点の桁数を増やしたい場合は、画面上部のこのボタンを左クリックでOK。

ROUNDUP関数を使って、切り上げ処理をすることができました。

「桁数」を攻略しよう！

桁数０・・・切上げて整数にする
桁数１・・・小数点第一位で切上げ
桁数２・・・少数点第二位で切上げ
桁数３以降も、小数点三位、四位と移動していきます。

以下、MicrosoftOfficeサポートより抜粋

参考：MicrosoftOfficeサポート（外部サイト）

豆知識：式をつくる途中でも平均が分かる

実は、式を作っている途中で、数式の結果が出ています。

数式の結果が、エラーでなければ大丈夫です。

エラーであれば、選択している範囲などが間違えていますので、もう一度見直してみましょう。
スポンサーリンク

エラー：#NAME?の原因と対処法

「#NAME?」は、「その名前の関数はありません」という意味のエラーです。

この場合であれば、「ROUNDUP」が正しいのですが、「ROUNDUPP」になっています。

エラー：#DIV/0!の原因と対処法

エラー：#REF!の原因と対処法

指定していた範囲の中のデータを削除していませんか？

見に行く場所（参照するセル）がないため出てくるエラーです。

エラー：######の原因と対処法

その他：小数点第●位も表示させたい場合

小数点第●位まで表示させたい場所を選択します。
画面上部にある

ボタンを押す事で、小数点の表示が変わります。
１回、２回と押してみましょう。