メーラー「Thunderbird(サンダーバード)」で受信しているメールの容量を調べる方法と最適化をする方法についてご紹介します。
Thunderbirdの容量(使用量)を確認する方法
- STEP.1「ツール」→「アカウント設定」→「ローカルフォルダ」を順にクリックする。Thunderbird(サンダーバード)を起動し、画面上部にあるタブをクリックしていきます。「ローカルフォルダ」をクリックすると、新しく「アカウント設定」が表示されます。
- STEP.2「メッセージの保存先」の内容をコピーする。ここで注意!コピーするのはC:Usersから¥mailまでです。選択をしたあと右クリック→コピーをクリックするか、「Ctrl」キー+「C」キー同時押しでコピーしてください。
- STEP.3コピーした場所のフォルダーを開く画面左下のスタートボタンの上で右クリックし「エクスプローラーを開く」をクリック。フォルダの上部にあるアドレスバーをクリックし、先ほどコピーしたアドレスを貼り付けます。最後に「Enter」キーを押します。
- STEP.4「Index」ファイルのサイズを確認すればOK
「LocalFolders」をクリックすると、いくつかのファイルの中に「Index」があるかと思います。そのファイルのサイズが、Thunderbirdに入っているメールの容量です。KB(キロバイト)で表示されています。1000KBで1MB、1000MBで1GBです。ちなみに、Thunderbird内にフォルダがいくつかあるかと思いますが、フォルダ1つに入るメールの容量は4GBまでです。メールを削除せずに容量を減らす方法もありますので、後程ご紹介します!以上、Thunderbirdでメールの容量を確認する方法でした☆
メールを削除せずに容量を減らす方法
Thunderbirdを開き、フォルダの上で右クリック→「最適化」をクリックします。そのフォルダの中に入っているメールが多ければ多いほど最適化が完了するまでに時間がかかります。通常は1分もあれば大抵終わりますが、かなりメールの量が多い人は5分程みておいたほうが良いかもです。
最適化処理をしているときは、画面下部のステータスバーに進捗状況が表示されますので、ある程度分かります。♪
ちなみに「最適化」は選択したフォルダでしか適用されません。すべてのフォルダーを最適化させたいのであれば、ひとつひとつ「最適化」の作業をしましょう。面倒ですが…。この作業をしている間、PCのスペックにもよりますが動作が遅くなる場合があります。「最適化」をする上で注意やデメリットなどは特にないので、とりあえず気が付いたときにやっておくとOKです。
そもそも「最適化」って何!?
いやほんとに。何を最適化するの?と思っちゃう。
結論から言うと、「ぐちゃぐちゃになった箱の中を整理するよ」的な意味です。
例えば…
フォルダー「A」の容量は現在100MBあるとします。
そこから新たに受信したメールが「A」フォルダーの中に入ってきて、仮にこのメールが1MBあるとします。すると「A」フォルダーの容量は合計101MBになりますね。
「A」フォルダーの中にあるメールを「B」フォルダーに移動させるとします。
すると「A」フォルダーの容量はどうなると思いますか?
「A」フォルダーからメールがなくなるので、普通は101MBから100MBに戻ると思いますよね…。
ですが、違うのです。「A」フォルダーは101MBのままなのです。メールは「A」フォルダーの中にないのに、101MBのままなのです。自動的に容量は減らない仕組みなのです。
そこで、必要になってくるのが「最適化」という必殺技。
「A」フォルダーの中身を最適化しちゃいましょうという訳です。そういう意味の「最適化」なのです。
今お話しした「最適化」は、細かく言うと違ってくるのですが、大まかに言うと大体合っています。こんなかんじです。(決して適当ではない)
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「最適化」を自動で行う方法
ここまでお伝えしたのは手動で最適化を行う方法についてでしたが、Thunderbirdのバージョンが5以上であれば実は自動で最適化を行ってくれます。
頻繁に自動で最適化をしてほしい…ということであれば、その条件を変更してしまえばよいのです。自動で最適化をする条件の変更方法は超簡単なのでぜひ★
- STEP.1「ツール」→「オプション」を順にクリックする。「ツール」タブはThunderbird画面上部にあります。
- STEP.2「詳細(Advanced)」→「ネットワークとディスク領域」を順にクリックする。
- STEP.3「ディスク領域」の中の数字を変更して完了!初期値は「ディスク領域を合計20MB以上節約できるときはフォルダーを最適化する」の数字を変更します。私は5MBに設定していますよ♪
▼それでも解決しない場合は…